セミリタイア(FIRE)前にやってくるあの気持ちの急降下に名前を付けたい。
こんばんは。セミリタイア直前のヤモリです。
6日ぶりの更新です。
日が開いてしまったのは、忙しかったから……というのもありますが、実は気持ちの落ち込みがあってそれに耐えていたためです。
最近、わけもなく気持ちが落ち込んだり、不安になったり、センシティブになってしまっていました。
そういう時は、じっとして大人しくしていることが多いです。
理由は何となくわかっていて、退職に伴う「環境の変化」のせい。
それによってナーバスになっているときに、上司と有給消化についてちょっとすれ違いがありました。すぐに誤解は解けたのですが、人との折衝が苦手な私にとってこのことは結構応えてしまっていました。(この話はまた別記事にでも)
とはいえ、「環境の変化」による鬱症状について、実は以前から知っていました。
人は環境や人間関係の変化にとても弱い生き物で、ネガティブ要因だけでなく、ポジティブな変化でもストレスを受けてしまいます。
いわゆる、昇進や結婚、出産、定年退職などをきっかけに鬱になってしまうことが古くからあり、その場合も適応障害に当たるらしいです。
マリッジブルーってありますよね? 私の場合はFIREブルーってところでしょうか。
FIRE(セミリタイア)した人が鬱になるのもよく聞く話です。
なので、鬱対策に「FIRE後も仕事や社会との関わりはもっておいたほおうがいい!」とよく言われています。私の場合は、退職後も週3程度の仕事が継続することが決まっていることから、そういうストレスは起きにくいのではないか、あるいは実際に退職して生活リズムが変わった後に多少はそういう状態になるかも、とは思っていましたが、まさか有給消化に入ってもいない内からそうなるとは……見通しが甘かったです。
恐らくトリガーは人事発表でしたね。あれで一気に周りの反応が気になるようになりました。
頭では落ち込む必要なんてないとわかっているのですが、身体が立ち直ってくれなかったです。胸のあたりにぽっかりとした虚無感があって、食欲がないのにずっと飢餓状態みたいな感覚です。
過去の嫌なことばかり思い出したり、不安が付きまとってありもしない他人の反応を想像して緊張していたりしました。よくない傾向ですね。
こういう時は、気持ちが立ち直るまでじっと耐える癖がついています。
人によっては誰かに相談したりすることでリフレッシュできるのかもしれませんが、私の場合は得られる癒しよりも他者とのコミュニケーションによって消費する精神エネルギーのほうが多いようで、誰かに相談することは稀です。今みたいに気持ちが持ちなしてきたタイミングで話すくらいですね。
これはもう「性分」でしょうね。相手との親しさの度合いにかかわらず、子供の頃からずっとなので。
しかし、ささやかながら自分でできる対策もしていました。
お風呂に長めに入ったり、美味しいものを食べるようにしたり、好きな音楽を聴いたり。
今回、一番有効だったのは付箋です。
「頑張ったね!(FIRE)おめでとう!お疲れ様!」って書いた付箋をデスクの前に張っておきました。在宅勤務中などふと顔を上げるたびに視界に入るのですが、誰かが書いてくれたみたいな錯覚に陥れますw
落ち込んでいると、とにかく悪い想像や過去の嫌な記憶ばかり思い出してしまって悪循環に陥るので、出来無かったことではなく出来たことにフォーカスする狙いです。
ふっと心が軽くなって、反射的に「ありがとう」って言いたくなっちゃう。書いたの自分だけど。
多分、この「ありがとう」の気持ちが、鬱っぽい時には有効なんだろうな。
みなさんもFIREブルーが来てしまった時は、ぜひ試してみてください。
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