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3500万円が貯まるまで⑰「職場の嫌な記憶から立ち直るためにしたこと5つ」

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ごきげんよう、おひとり様セミリタイア中のヤモリです。

この記事は私が借金270万円から始まって未経験でIT業界に転職し、15年で3500万円を貯めてセミリタイアするまでを連載形式で書いています。前回は職場での嫌な思い出がフラッシュバックして仕事が思うようにできなくなり、退職を申し出るも派遣先からはサポートすると言われて復帰することにしたところまででした。その続きです。

初回:セミリタイア資金3500万円が貯まるまで①「マイナス270万円からのスタート」

前回:3500万円が貯まるまで⑯「思いがけない返事」

 

 

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メンタル治療をしながらの就業

前回の記事で起死回生の機会を得た私はその後も通勤を続けることができましたが、やはり順風満帆とはいきませんでした。

なにしろフラッシュバックや突然の動悸は相変わらずでしたし、帰り道では毎日のように「あの行動がよくなかったんじゃないか」「この言動が変に思われたんじゃないか」と一人反省会を始めては自分を卑下して落ち込んでいました。

一方で、いくつかやってみようと始めたこともありました。

せっかくなので一個づつ紹介していきますね。同じ症状で悩んでいる人がいれば参考にしてみてください。

 

職場の嫌な記憶から立ち直るためにしたこと5つ

  1. メンタルクリニックの受診
  2. カフェイン断ち
  3. 睡眠導入剤の利用
  4. 運動習慣を身に着ける
  5. その日頑張ることを3つ決める

 

メンタルクリニックの受診

たしかこの時初めてメンタルクリニックを受診したように思います。

それまでの私にはメンタルクリニックに行くことは恥ずかしいという気持ちがあったのですが、この期に及んでそんなことは言っていられないので思い切って門を叩きました(最近は行っていないですが、何かあれば風邪薬もらいに行くぐらいの感覚で普通に利用できるようになりました)。

メンタルクリニックや心療内科というとカウンセリングを想像する人が多いかもしれませんが、基本的には薬による対症療法がメインです。自律神経の興奮を抑える薬(漢方もあります)を出してもらったり、眠れない時は睡眠導入剤を処方してもらったりですね。私が通院していたところがそうだっただけかもしれませんが、これと言った病名はつけずに治療にあたる場合が多かったです。

カウンセリングも希望すれば受けられますが非常にお高いです。1時間1万円前後はかかると思ってください。加入していた健康保険に年5回までカウンセリングを受けられるオプションがついていたので利用したことがありますが、相談できる人がいるという点ではよかったです。ただ、やっぱりお金が続かないんですよね……。

 

 

カフェイン断ち

病院を受診してカフェインの取りすぎを指摘されました。

私の症状として緊張感からくる突然の動悸不眠があったのですが、自律神経の乱れを疑われまして栄養ドリンクやコーヒーの摂取量を聞かれました。

実は私はかなりのお茶好きでして、お気に入りのティーポットで1日あたり5~10杯程度の紅茶を入れては日常的に飲んでいたのですが、お医者様に「飲みすぎ」と言われました💦 その後、カフェインの入っていないルイボスティーやコーン茶に切り替えてカフェイン断ちをしました。今は眠気覚ましでコーヒーや紅茶を飲むこともありますが、1日当たりの摂取量は控えめにしています。1日だけ抜いてもあまり意味はないので、数か月単位でカフェインを身体から抜いてみると改善効果が感じられました。

 

睡眠導入剤の利用

この頃辛かったことの一つに「夜眠れない」がありました。身体は疲れているはずなのに寝ようと思うと緊張で眠れず、夜が明けてきた頃にもう起きなきゃと思った途端猛烈な眠気が襲ってきます。

眠れない間は大抵悪いことを想像してしまって心身が疲弊してしまいます。疲れも取れないしげっそりしてフラフラになりながら仕事にいくのを繰り返していてはよくなるものもよくならないです。

眠れないと「眠れない」こと自体が新たな悩みの種にもなってしまうので、薬の力を借りて眠れるならそれに越したことはないと思います。

私は睡眠薬についても最初はネガティブなイメージを持っていてできるなら使いたくないと思っていましたが、一度その効果を知ってしまうと「眠れるというだけでこんなに身体が楽になるのか」と感動しきりでした。長期の服用や処方箋を守らない過剰な使い方をしない限り依存性の心配はないと聞いています。副作用が気になるなら、数種類の薬を試して相性をみることもできます。

 

運動習慣を身に着ける

自律神経も肉体の一部なので、健康な身体作りが物を言います。

ジョギングでもウォーキングでもいいので、運動を日常に取り入れることはとても重要です。そこまで体力が回復していないなら、朝窓を開けて日光に当たるところから始めてみてください。日光に当たると体内でメラトニンのリズムが作られるので、夜も眠れるようになります。

今、昼夜逆転してしまっている私の状態はあまりよくないと自覚しています……(^^;

どこかのタイミングで直さねば😓

 

その日頑張ることを3つ決める

前日の夜眠る前に、明日頑張りたいことを3つ決めて手帳に書き込んでいました

ポイントは、頑張ったら絶対にできそうなハードルの低さに設定することです。例えば、「朝、自分から挨拶をする」「エクセルのショートカットを1つ覚える」「遅刻をしない」などです。

これは頑張ること自体が目的ではなく、一人反省会をやめて自己肯定感を上げるために始めたことです。「反省」というといいことのように聞こえますが、実際は自分に対するダメだしなので1日5分以上の反省はお勧めしません。とはいえ思っていてもなかなか実行に移すことは難しいので、「事前に決めた3つのことができなかった時だけ反省する。それ以外のことではダメ出ししない。後出しじゃんけんをするのは卑怯なこと」と自分でルールを決めていました。自分に対して「卑怯なことはよくない!」と納得させたことで何かミスをしてしまった時も過度の反省会を防ぐことができるようになりました。

ちなみに、それじゃいつまでたってもミスが減らないだろ!と思った方は反省ではなく改善と捉えて取り組むようにしてください。何がダメだったかではなく、「次同じことがあった時にはこうしたい」とやりたいことベースで考えるようにします。

必要以上に自分を責めたところで得られるものは特にありませんから、損な習慣からは脱却していくことをオススメします。

 

 

まとめ

私が思うにメンタルの治療は相性のいい医者、治療法、薬と出会うまでが長いです。

薬だって相性によっては副作用ばかりで効き目が感じられないこともあるからです。お医者様も魔法使いではないので初診で最適な治療法がぱっと提示できるわけではありませんし、人間同士ですからどうしても信頼関係を築けないこともあります。でも、それはしょうがないことです。

病院に行きさえすれば、薬を飲みさえすれば、あとは医者が勝手に直してくれると思っていると、逆に治療が進まないことに不安感や不信感を抱くことになります。あくまでも症状をコントロールできるようになるのは自分で、お医者様や薬にはそのガイド役になってもらうんだという気持ちで根気強く取り組むのがいいと思います。

そのためにも心身ともにズタボロでどうしようもなくなってからではなく、「ちょっとしんどくなりそうかも」くらいの段階から病院探しをしておくのがいいように思います(治療するのにもお金と体力と時間がいるのでね……)。

 

なんか普通の記事みたいになってしまいしたが、次回に続きます。

 

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初回:セミリタイア資金3500万円が貯まるまで①「マイナス270万円からのスタート」

次回:3500万円が貯まるまで⑱「恋人ができました」

 

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