セミリタイア資産3500万円で月10万円生活するブログ

おひとり様女性がサイドFIREしてみた

セミリタイア資金3500万円が貯まるまで②「ぶっちゃけ転職です」

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ごきげんよう、おひとり様セミリタイア中のヤモリです。

セミリタイア資金3500万円が貯まるまで①の続きです。

 

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年収320万円だと、55歳までセミリタイアできない

前回、私が手取り月収18万円のコールセンターのオペレーターだったと書きました。

当時の推定年収はボーナス込みで320万円程度(正社員)です。

月々2万円の奨学金を返済しながら月10万円生活をした場合、ボーナスを全て貯蓄にあてたとしても年額104万円の貯金がいいところ。3500万円貯めるには33年以上かかります。22歳から休むことなく働き続けたとしてもセミリタイアできるのは55歳です。

その上、一切の贅沢をしないままで労働のストレスを抱えながら55歳まで働き続けられたかどうか? ……それも難しかったと思います。

 

 

投資ではなく転職

この先のネタバレをすると、ぶっちゃけ転職しました。セミリタイア資金を増やした手段は投資ではありません。地方から東京に出て行って転職しました。

元の会社にそのままいた場合、年功序列である程度昇給も見込めたとは思いますが、それでも限界はあったと思います(さっき新卒当時の会社を調べたら平均年収は350~400万前半くらいでした。ボーナスは相変わらず低く退職金も少ないようです)。

 

地方在住の私が転職したほうがセミリタイアしやすかった理由

当時の私が転職したほうがセミリタイアしやすい理由は二つありました。

  1. 地方は給与が安いが、生活費は関東に住むのとあまり変わらない。
  2. オペレーターのままだと年収アップが難しい

ひとつづつ説明します。

 

 

①地方と都会では生活費が変わらない

一般的に地方は生活費が安いと言われ、実際に関東の企業よりも地方企業のほうが平均年収は低いです。ですが、私の体感では地方も東京も際の生活費はそんなに変わらないと思っています。

 

家賃 東京でも家賃3万円の物件は見つかる

まず、家賃は関東でも条件を落として安いところを探せばそれなりに見つかります。事実、私が上京した直後の東京都内のワンルームアパートは家賃3万円でした。職場まで片道1時間半でしたが、駅徒歩3分で住み心地はよかったです。

 

食費 自炊なら差はほぼない

次に、食費はスーパーで買い物をする分にはあまり値段の違いはありません。確かに地産のものであれば時期によっては地方の方が安かったように思いますが、微々たる差です。大きな差が出るのは外食の時で、自炊をするつもりなら大きな違いは感じません

 

車の維持費 ないと暮らせません

そして、地方の生活費を押し上げてなお余りあるのが車の維持費暖房代です。

関東に住んでいれば電車で大体どこへでも行けます。というか、どこにでもお店があるのでそもそも電車に乗って遠出する必要性を感じません。地方にいた時は車がないと本当に不便で、贅沢をするつもりがなくても車は必需品でした。私は運転が「壊滅的にドへたくそ」だったので誰かに乗せてもらうかバスを利用していましたが、バスも本数が多いわけではないので買い物は休みが一日潰れる覚悟でした。そうしなければ必要な物が手に入りません。

 

暖房代 家賃が安くても灯油代が高い

寒い地方に住む場合はさらに暖房代がかかります。エアコンだけで乗り切ろうとすると、月に数万円は電気代を覚悟しなければなりません。それよりも灯油ヒーターを使った方が暖かいのでそうしていましたが、灯油代も月に1万~1万5千円くらいはかかります。なお、使わずに我慢するという選択肢はほぼ死を意味します

 

【結論】節約生活なら地方と都会の差はほぼない

結局のところ、車の維持費や暖房代を含めるとトータルでは地方も関東も差が出ないのではないかというのが私の経験からくる結論です。

節約をしようと思えば関東でも同じくらいの生活費に抑えられると思います。東京の方がお金がかかるというのは、便利な分贅沢をしようと思えばどこまでも上限があげられるということで、地方で受ける安価なサービスのそれと同じ水準と言うわけではないのです。

少なくとも、車なしの節約生活をするうえでは選択肢の多い東京の方がコスパが良いように感じたほどです。

 

②コールセンターのオペレーターじゃ儲からない

収入が上がる過程で職種もコールセンターのオペレーターからIT職に変わりました。オペレーターというのは求められる技術は高いのですが、サービスを提供できる人数には物理的な上限があります。

例えば同じ100時間の仕事をしても、WEBサービスを一個作ってネット上の不特定多数の人に使ってもらう場合と、電話口で一対一で話す場合とでは前者のほうが圧倒的に有利です。

電話で一人あたり15分でご案内をしたとして100時間なら400人。スキルアップして一人1/3の5分でご案内できたとしましょう。それでも1200人が物理的な限界です。しかし、後者には実質的な上限人数はありません。1万人でも100万人でも1億人でも、それぞれにサービス提供して代価を得られる可能性があります

職種だけで実際の年収が上がるわけではないですが、独立したり副業のしやすさから見てもIT職はうってつけでした。

 

そしてIT職に転職へ……年収は〇〇〇万円に

地元企業に新卒正社員で就職してから数年後。

前述した通り私は上京して転職をするわけですがはたして年収はいくらになったでしょうか?

400万?500万?

 

いいえ、290万円です。

 

……ここまで期待を煽っておいてなんですが、大した学歴もなければコールセンター経験しか職歴がないような小娘が田舎から上京してきて「IT職に就きたいんです」って言ったからって、まあ普通に考えて仕事が見つかるわけないんですよね

上京後の年収は30万円ダウンしました。

しかも派遣社員だったので交通費が時給に含まれていて、手取りはもっと減りました。

 

ここからセミリタイアなんて絶対無理じゃん!

 

そう思ったあなた、もう少しお待ちください。

ここから年収はMAX800万円(にちょっと足りないくらい)まで増えていきます。

 

次回に続きます。

 

あとがき

もう少し短くまとめたかったのですが、長くなってしまいました。途中で読むのを諦めた人が多いのではないかと心配です💦

あと、地方よりも関東がいいような書き方をしましたが、地方を貶める意図はありません。北海道出身の私から言わせてもらえば東京のカウンターで食べる高級寿司よりも北海道の回転寿司のほうが美味しいです。あくまでも当時の私が年収アップを狙いつつお金を貯めるなら、という文脈で書いておりますので多めに見てください😅

 

以上、ヤモリでした。

 

 

 関連リンク:セミリタイアは結婚とよく似ている。正解でも不正解でもない生き方の選択とは?

 関連リンク:セミリタイア決断に影響を与えた人物二人

 

 

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  次回:3500万円が貯まるまで③「仕事ができない子」

 

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