なぜ私はFIREを目指したか?
まずは、自己紹介を兼ねて、私がFIREを目指した理由を書いていこう。
……の前に、FIRE(ファイヤー)ってなんぞや?という人のために解説を💦
FIREとは「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の頭文字で、意訳すると
「65歳まで週40時間も働く生活とはおさらばしたいんじゃ~~!!
会社辞めたいよう。やりたくない仕事も満員電車も嫌いだよう。
でも、会社辞めて生活していくなんて、宝くじでもあたらないと無理?
ノンノン、倹約して生活費を低く抑えればいけるんじゃね?
あっ、お金貯めよう!……貯まったのでこれからは自由に好きなことだけして暮らします!!」
というムーブメントのことを指します。(ホントか?笑)
FIREといっても、いろいろやり方があるので一言で「これ」と言い表せないのですが、ま、私的にはそんな感じです。
仕事辞めるといっても、完全リタイアではなく、セミリタイア。
贅沢三昧して遊んで暮らせるわけじゃないけど、お金のために、生活のためにしたくないことをやらなくてもいい。生き方、稼ぎ方を選んでいい。そんな状態にようやく到達できるようになりました。
実は、私がFIREを目指したのは、FIREという言葉を知るもっと前です。
高価なものを購入することに喜びを感じられなかった私は、それよりも自由が欲しいと常々考えていました。
朝、好きなだけ寝ていられる自由。平日の昼間に、コンクリートの壁に囲まれた会社の中じゃなくて、気持ちのいいおひさまの下を歩ける自由。今日も、明日も、明後日も、自分の好きなことを好きなだけしてていい自由です。
というのも、会社員時代はいろいろ追い詰められてまして。
まあ~、会社行くのが辛かった。もう別の意味で人生をリタイアしようと思うくらい💦
2回?3回?
これも後から思い出していこうと思います。
とにかく、私はある日、すべてを投げ出すのとは別のリタイアの仕方を思いつきました。
こたつの上でノートパソコンを開いて、エクセルに自分が十分だと思う生活とそれに必要な金額を書き出して、合計金額に死ぬまでの年数を掛け算しました。
すると、思っていた以上に、その金額は少なかったのです。
今の生活を65歳まで続けなくても、フルタイムで働き続けなくても、私の幸せはどうも手に入るらしい。
決して給料が高いとは言えなかった20代のころ、この先40年以上もこの毎日を繰り返すのかと絶望していたあの頃、もしかしたら世間一般の言う当たり前に習わなくてもいいのかもしれないという兆しは、私のズタボロのハートに小さな明かりをともしてくれました。
(そっからまた、何度もくじけそうになるんだけどもw)
そして、その頃の私には悩みがありました。
自分の感情がわからないことです。
何が好きなのか、何がやりたいのか、どこへ行って、何が食べたいのか?
正解の生き方がわからなくてさまよっている間に、以前は当たり前だったはずのそんな感情さえ思い出せなくなって、私は生きる意味をなくしました。
願わくば、もう一度思い出したい。自分の感情を。
そう思って、普通じゃない生き方をこっそりとひっそりと目指し始めたのが、私のFIREの始まりでした。
10年以上経って、こんなにたくさん同志がいる環境になるとは全く思っていませんでしたが!w
当時の私はいくらか後ろめたい気持ちとともにセミリタイアを意識したけど、今や立派に市民権を得ているんですから……いやー、まったくいい時代になったものです。
私の感情を思い出す活動は十数年の間にいくらか功を奏して、思出せたことも増えました。以前ほど、人生を辛いものだとも思っていません。
行動が変わったのか、考え方が変わったのか、多分その両方です。
器用で上手な生き方ではないですが、それでもいいと許すことができます。
このブログは、私が退職届を会社に提出したことを機に、自分が忘れてしまったことや気づきたかったことを、思い出すための記録になってくれることと思います。
まずは、できるだけ毎日更新を頑張ります!
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