セミリタイア(FIRE)前にやってくるあの気持ちの急降下に名前を付けたい。
こんばんは。セミリタイア直前のヤモリです。
6日ぶりの更新です。
日が開いてしまったのは、忙しかったから……というのもありますが、実は気持ちの落ち込みがあってそれに耐えていたためです。
最近、わけもなく気持ちが落ち込んだり、不安になったり、センシティブになってしまっていました。
そういう時は、じっとして大人しくしていることが多いです。
理由は何となくわかっていて、退職に伴う「環境の変化」のせい。
それによってナーバスになっているときに、上司と有給消化についてちょっとすれ違いがありました。すぐに誤解は解けたのですが、人との折衝が苦手な私にとってこのことは結構応えてしまっていました。(この話はまた別記事にでも)
とはいえ、「環境の変化」による鬱症状について、実は以前から知っていました。
人は環境や人間関係の変化にとても弱い生き物で、ネガティブ要因だけでなく、ポジティブな変化でもストレスを受けてしまいます。
いわゆる、昇進や結婚、出産、定年退職などをきっかけに鬱になってしまうことが古くからあり、その場合も適応障害に当たるらしいです。
マリッジブルーってありますよね? 私の場合はFIREブルーってところでしょうか。
FIRE(セミリタイア)した人が鬱になるのもよく聞く話です。
なので、鬱対策に「FIRE後も仕事や社会との関わりはもっておいたほおうがいい!」とよく言われています。私の場合は、退職後も週3程度の仕事が継続することが決まっていることから、そういうストレスは起きにくいのではないか、あるいは実際に退職して生活リズムが変わった後に多少はそういう状態になるかも、とは思っていましたが、まさか有給消化に入ってもいない内からそうなるとは……見通しが甘かったです。
恐らくトリガーは人事発表でしたね。あれで一気に周りの反応が気になるようになりました。
頭では落ち込む必要なんてないとわかっているのですが、身体が立ち直ってくれなかったです。胸のあたりにぽっかりとした虚無感があって、食欲がないのにずっと飢餓状態みたいな感覚です。
過去の嫌なことばかり思い出したり、不安が付きまとってありもしない他人の反応を想像して緊張していたりしました。よくない傾向ですね。
こういう時は、気持ちが立ち直るまでじっと耐える癖がついています。
人によっては誰かに相談したりすることでリフレッシュできるのかもしれませんが、私の場合は得られる癒しよりも他者とのコミュニケーションによって消費する精神エネルギーのほうが多いようで、誰かに相談することは稀です。今みたいに気持ちが持ちなしてきたタイミングで話すくらいですね。
これはもう「性分」でしょうね。相手との親しさの度合いにかかわらず、子供の頃からずっとなので。
しかし、ささやかながら自分でできる対策もしていました。
お風呂に長めに入ったり、美味しいものを食べるようにしたり、好きな音楽を聴いたり。
今回、一番有効だったのは付箋です。
「頑張ったね!(FIRE)おめでとう!お疲れ様!」って書いた付箋をデスクの前に張っておきました。在宅勤務中などふと顔を上げるたびに視界に入るのですが、誰かが書いてくれたみたいな錯覚に陥れますw
落ち込んでいると、とにかく悪い想像や過去の嫌な記憶ばかり思い出してしまって悪循環に陥るので、出来無かったことではなく出来たことにフォーカスする狙いです。
ふっと心が軽くなって、反射的に「ありがとう」って言いたくなっちゃう。書いたの自分だけど。
多分、この「ありがとう」の気持ちが、鬱っぽい時には有効なんだろうな。
みなさんもFIREブルーが来てしまった時は、ぜひ試してみてください。
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ブログを12日間続けてみての振り返り
2月22日にブログを開設して以来、毎日更新を目標にして3月5日で12日目になります。
一日一記事、1000~2000字を目標に投稿を続けてみての感想を振り返ってみました。
(公開時間がバラバラなので日付がかぶったり、公開を翌日に持ち越したりしたけど、この記事含めてちょうど12記事)
まずはよかったことから
始める前はそんなに続けられるか心配だったけど、意外と書ける。
一番不安だったのは、そんなにたくさんの文字数を埋められないのではないかということ。でも、文字数は気にしなくても書いてるうちに勝手に伸びていく。
はてなブログの仕組みがなんとなくわかった。
スターとか、グループとタグの使い分けとか。とはいえ、まだ操作には慣れていなくて、あの画面どうやって行くんだっけ?って迷子になる。
予約投稿できるようになった。
9日目くらいからいろいろ新機能を使ってみる余裕が出てきた。それまでは書いたらすぐ公開してたけど、それだと深夜になってしまうので、翌日の公開予約にすることを覚えた。
アイキャッチ作ってみた。
これははてなのなかでも新機能なのかな?編集オプションからCanvaに移動してアイキャッチ画像が簡単に作れる。便利。
Canva自体は以前も使ったことがあるので操作は問題なし。画像が入ると視線休めにもなって読みやすい気がする。
過去記事と商品リンク挿入してみた。
編集オプションの種類の豊富さよw
商品や過去記事だけでなく、動画や多媒体の画像も連携して貼り付けられるらしい。便利。今、気になってるのは、「絵を描く」機能。ペンタブとかあったら楽しそう!
ブロググループに参加した。
書き始めて5日目までアクセス数0だった。
ブロググループというものがあるのを知って、参加してから人が来るように。
読者になってくれた方がいた。
読者のかたは同じFIRE関連のブログを書いているので、私もよく読んでいる。
投資系記事とか、資産の内訳とか、FIRE後の生活とか。知識的なことはもちろん、実践している人が日々どんな気持ちで過ごしているのか?がわかるのはブログの良いところ。
続いて、改善・工夫したいこと
お題がないとなかなか書き始められない。
例えるなら、沢山の引き出しが目の前にあって、開ければなにかしら入ってるんだけど、じゃあどの引き出しをどの順で開けたらいいの?で迷っている感じ。お題スロットに何度も助けられた。
文体が安定しない。
ですます調だったり、である・~だ調だったり。迷走中。
たまに「中の人変わった?」ってくらい文体が変化するw
テーマに統一性がない。
ライフスタイル(FIRE関連)で漠然と描き始めたけど、記事のテーマは断捨離と自炊が多い。退職がすむまでは身バレが怖いので控えようかと思ったけど、もう少ししたら資産公開の記事も出してみようかな。まずは、生活費の内訳から。
2000字は読んでいて長いと感じる。
書くのは苦じゃないけど、自分の記事を読み返してみるともっと短くていいのかなあと思えてくる。
誰かのブログ記事を読んでるときは長文でもあまり長いと思わないから、書いている本人だけが感じることなのか?文章力や構成力の問題?
文字数だけじゃなく、他のブログのいいところをまねして読みやすくしていきたいな。
フルタイムで働きながら毎日投稿はキツイ!
退職届は出したし退職日も決まってるけど、まだフルタイムで勤務中なんです。。
在宅勤務の日はいいけど、出社がある日は通勤して、自炊して、日課のソシャゲにログインして、それから1~2時間かけて記事書くのが時間的にキツイという話。
土日に書き貯めるとかも考えたけど、それだと他のやりたいことができなくなっちゃうから頻度は調整するつもり。インプットとアウトプットのバランス大事!
アクセス解析をパワーアップさせたい。
はてなのアクセス解析はサイト全体をまるっとまとめて見るシンプルなものなので、せめてどのページに対するアクセスなのかがわかるくらいには詳細が見たい。
グーグルアナリティクスとか解析ツール設置してみようか検討中。あまり使ったことないけど、勉強もかねて。
まとめ
当初の目的だった、一日一記事かくことと、はてなブログの操作に慣れることは達成できたのがよかった。投稿頻度は抑えめにして、機能周りをもうすこし充実させたり、記事の質を上げる方に時間を使っていく。
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#断捨離で捨てなきゃよかったモノ2 WIFI(または有線)のキーボード
本日も断捨離で捨てなきゃよかったものシリーズである。
ある時、私はタワー型のデスクトップPCを所持していて、お供にテンキー付きのワイヤレスキーボード(WIFI)を使っていたが、どちらも処分することにした。
この時期引っ越しをした直後ということもあって、断捨離にはまっていたので大きなものをとにかく捨てたかったのだ。PCのほかにも32型テレビ、キャノンの複合機、小型プロジェクターなどをメルカリで換金し、断捨離熱は最高潮に高まっていた。
デスクトップPCは購入してから年数もたっていたし、主な使用用途はオンラインゲームだったのだが、そのころにはほとんどインしなくなっていたので処分することに抵抗はなかった。何よりあの図体のデカさは「捨てがい」がある。
代わりにタブレット(Amazon FIRE HD10)を購入し、必要なデータはグーグルドライブに移してタブレットから見に行くことにした。スプレッドシートでガリガリ計算を走らせるような作業には向いてないが、仕事をするわけではない。ネット通販をしたり、ネットバンキングを使うくらいなら十分事足りた。
ただ、普段から考えをまとめたりメモを取るのに長めの文章を打つことはあったので、新しく折り畳み式のワイヤレスキーボードを買うことにした。
EWINの折り畳みbluetoothキーボードである。
これは非常にいい買い物だった。
軽くて薄い。大きさは10×14.5センチしかない。
収納するのも場所を取らないし、なんならカバンに入れて外にも持ち歩ける。畳んで机の隅に常駐させてもいいし、引き出しにしまってもいい。とにかくいい意味で存在感がない。それまでの45センチもあるテンキー付きのキーボードとは比べ物にならない省スペースである。お値段は4000円弱と格安キーボードの4倍もしたが、満足度も4倍の買い物となった。
かくて、WIFIのキーボードはPCとともにリサイクルセンターへと旅立つこととなったのである。
数年経って、その時はやってきた。
動画編集に興味を持った私はちょっといいスペックのPCを再び購入することにした。
Core i7-9700、メモリは16GB。つよつよとまでは言わないが、なかなかのハイスペックである。(私の仕事用ノートPCよりいい)ゆえにお値段が高いのでコスト的な理由からノートではなくデスクトップ型にした。キーボードとマウスはbluetoothのがあるし、買わなくていいなと余裕で構えていたが、届いたPCをセットアップしようとして気が付いた。
セットアップ前のデスクトップPCさんはbluetoothをつなげさせてくれないのである。
もちろんモニタはタッチパネルではないし、ノート型のように初めからキーボードがくっついているわけでもない。いろいろ調べたが、キーボードなしにセットアップする方法はなく、それも有線かWIFIでないとだめらしい。
PCをいつまでも青い画面のままにさせておくわけにもいかないので、しょうがなくWIFIの安物キーボードを買いなおす羽目になった。
あー、あの時捨てなきゃよかったなぁ。
今、探してみても折り畳み式キーボードはほとんど有線かbluetoothで、WIFIは見つからなかった。もしかしたら規格的に小型化しにくいのかもしれない。
キーボードの小型化を検討してる人は、bluetoothに乗り換えるのはいいが、その際勢い余ってWIFI(有線)のキーボードを処分しないように気を付けてほしい。
arafo-ohitorisama.hatenablog.com
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#断捨離で捨てなきゃよかったモノ 体温計の説明書
家電や組み立て式家具の取扱説明書は大抵ネット上に電子版がある。なので、紙の説明書を捨ててしまっても、検索すれば読むことは可能である。
ゆえに、私は保証期限が切れていない保証書以外は、殆ど捨てていたし、それで困ったことはなかった。
しかし、唯一捨てなければよかったと思うものがあった。
電子体温計の説明書だ。
もちろん、説明書を捨てる前に実際にインターネット上に商品の型番と同じ説明書がダウンロードできる状態になっているのを確認してから捨てた。メーカーが倒産でもして公式ホームページが閉鎖しない限り、何の問題もないはずだった。
が、体温計の出番というのは「熱っぽいな~」と思うとき。つまり、病気で体調が悪い時だということを忘れていた。
「ちょっと風邪っぽいかな?」くらいなら問題ないが、高熱で息も絶え絶えになっている時は要注意である。
あれは胃腸炎による熱で意識が朦朧とし、全身の痛みに襲われている時だった。
電子体温計を取り出してお尻のボタンをカチカチ押すが、うんともすんとも言わない。電池切れだ。予備の電池は買ってある。ここまではいい。しかし、交換しようとしたら電池はかっちりと隙間なく体温計内にはまっていて、ひっくり返しても出てこなかった。爪でカリカリしたり、逆さまにしてパンパン叩いてみたり、押したり引いたりしてみたけどやっぱり出てこない。見える範囲のネジはとっくに全部外してしまっている。かくなる上は、隙間からドライバーをねじ込んでてこの原理で出そうかとも思ったが、壊してしまっては元も子もない。
何か交換の手順があるはずだ。そう考えて説明書を見ようとして気が付いた。
「捨てたんだった」
平時ならいざ知らず、熱で頭がもうろうとしているときに、PCを立ち上げて体温計の型番を読み取って打ち込み、さらに検索結果の中から該当のページを探し出すのは重労働以外の何物でもなかった。
なんとかたどり着いて無事電池交換もできた(ちょっとコツのいるやり方だった)が、これからは病気のときに使う物の説明書はあまり捨てないようにしようと思った。
なお、捨てなきゃよかったものはあと5個ある。
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【自炊のラスボス】めんどくさい洗い物に勝つためのコツ8選
自炊とは、洗い物との戦いである。
ひとり暮らしの私の自炊歴は長い。しかし、同時に挫折も幾度となく味わってきた。
自炊の敵は「めんどくさい」ことだが、これは買い物したり、献立を考えたり、野菜を刻んだりすることではない。最もめんどくさいのは食べた後の後始末、「洗い物」である。
ここに「洗い物」に勝つための攻略法を記す。
- 洗い物との戦いは9割がたシンクの広さで勝敗が決まる
- 食器や調理器具の数を少なくする
- 料理は1度に沢山作る
- 一つのお皿に何品か盛る
- 何役も兼用できる食器を持つ
- タッパーではなく、小皿で保存する
- お湯を沸かすのに、やかんも電気ポットもいらない
- 排水溝こそが真のラスボス
洗い物との戦いは9割がたシンクの広さで勝敗が決まる
キッチンシンクの広さ、すなわち部屋選びの段階ですでに勝負は始まっている。ここを間違えると後からカバーは至難の業だ。
洗い物をするには、キッチンシンクという洗い場が必要だが、ここが小さいとお話にならない。箸や皿はまだいいが、フライパンや鍋、まな板といった面積の広い調理器具は洗うだけで一大事だ。裏表を洗うためにひっくり返さないといけないし、泡を綺麗に流すには蛇口から流れる水にフライパンの隅々を充てなければいけない。つまり、手持ちの鍋やフライパンが動かせる程度のスペースが必要なのだ。
まな板はミニサイズのまな板を使うこともできるが、鍋やフライパンは1度に沢山料理を作り貯めするためにも、最低でも26センチくらいの大きさは欲しい。
目安としては、フライパンや鍋がすっぽり入って、はみ出さない程度の大きさと深さがあるシンクを選ぼう。
- 〇:築年数が古いタイプの1Kによくある、作業台付きのキッチン。
- ✖:綺麗なワンルームに備え付けのミニキッチン。サイドに衝立があるとさらに狭い。
一見、前者はみすぼらしく、後者はおしゃれに見える。
だが、だまされてはいけない。自炊道は料理をする前が決勝戦だ。
部屋がどれだけ狭くても外に遊びに行けば気は晴れるが、シンクが狭いからと言って隣の家のキッチンを借りるわけにはいかない。
食器や調理器具の数を少なくする
洗い場が確保できたら、次は洗い物を徹底的に減らすことだ。そのためには、食器の数を少なくしたい。
皿が何枚もあると、まだ洗っていない皿を放置して新しい皿を汚そうとしてしまう。結果的に洗い物がたまって、山と積まれた食器を前に、ますます洗い物が嫌になる。箸は一膳、茶碗は一個、コップも一つ。次を作るためにはその前に使った食器を洗わなければいけない状態にすることで、洗い物がたまるのを防げる。
料理は1度に沢山作る
自炊と言っても、毎回一食分だけを馬鹿正直に作る必要はない。
まとめて2~3食分作ってしまえば、あとはチンするだけなので調理器具の洗い物を減らせる。
これは人にもよるが、同じメニューを2~3回続けて食べることで、冷凍ではなく冷蔵で保存でき、その分味も落ちにくいというメリットがある。付け合わせの野菜や小鉢、汁物だけ違うものを用意するなど工夫すれば飽きることもない。
一つのお皿に何品か盛る
複数の料理を一つの皿に盛ると、その分洗い物を節約できる。
例えば、ハンバーグ、サラダ、ライス、デザートの果物を1枚の大きめの平皿にすべて盛り付けると3皿は節約できる。イメージはびっくりドンキーの〇〇バーグディッシュ。
何役も兼用できる食器を持つ
平皿の次は深皿だが、ラーメンやうどんのような汁物と、カレーやシチューのようなルー的な物と、親子丼のような丼ぶり系の3つをカバーするものを選ぶといい。
1つで何役もこなす食器を買うと、必然的に食器の数は減る。
タッパーではなく、小皿で保存する
小皿だけは一回に使う枚数よりも多めに持つ必要がある。なぜならタッパーの代わりになるからだ。
まとめて料理を作ることに関してはすでに触れたが、作った料理を保存するときタッパーを使うのはオススメしない。タッパーは1個の食器に見せかけて、実は蓋と入れ物で二個に化ける。場合によってはたいして汚れてもいない蓋を何個も洗わなければいけない。
しかも、温めなおしてそのまま食卓に出すと、見栄えが悪い。見栄えの良さを優先してタッパーから料理を皿に移すと結局洗い物が増える。ならば、初めから一食分づつ小皿に取り分けてラップをかけて冷蔵したほうがいい。冷蔵庫から出してそのままレンチンできるし、容器を移し替える必要もない。ラップはそのまま捨てればいいので、皿が一つ汚れただけで済む。
お湯を沸かすのに、やかんも電気ポットもいらない
ひとり暮らしには必須と言われている瞬間湯沸かし器(ティファール)だが、私もこれの便利さには助けられていた。だが、あえてここは「いらない」と言わせてもらおう。
なぜなら、一人分の飲み水なら、マグカップにいれた水を電子レンジで温めるだけでも事足りるからだ。600Wで2分くらいから始めてみて、丁度いい量と分数を見つけておけば、次回からボタンを押すだけである。
キッチンはとかく汚れと隣り合わせなので、そこにある以上ポットや調理家電も汚れてきてしまうのである。 しょっちゅう洗うわけではないが、掃除の対象となるものは一つでも減らしたい。
排水溝こそが真のラスボス
実は真のラスボスは食器や調理器具ではない。そのすべての敵を倒したと同時に呼んでもいないのにいつのまにか現れるのが、排水溝汚れという裏ボスである。
やつはこれまで葬ってきた前座のボスたちのパワー(汚れ)を吸収している分、手ごわい。
「こ、これは昨日戦ったカレーのルー?!こっちは、一昨日のうどんにいれたごまではないか。葬ってなお、合体しよみがえるとは…いままでの戦いは一体なんだったんだ?」
とむなしくなってしまうこともある。
だが、これにも攻略法がある。まず、洗う前に汚れをふき取ってしまうことだ。
特に皿や鍋に残った油汚れやソースの残りは後で強敵となって復活するので、直接排水溝へは送らず、先に新聞紙やキッチンペーパーでふき取っておくことが望ましい。
キッチンペーパーが勿体ない?バカを言うでない。たった数十円分の投資で排水溝との戦いが2回から1回になるのだ。代わりにハウスキーパーさんを雇って掃除してもらったら数千円するんだから、タダみたいなものじゃないか。それに、水を汚さないから環境にも優しい。心置きなく拭くといい。
もちろん排水溝には100均で買った使い捨てネットをかけておくのだ。ナイロンネットより不織布タイプのほうが調味料の汚れもある程度取り除いてくれるからオススメだ。
いかがだっただろうか。
自炊道は奥が深いが、めんどくさささえ何とかなれば恐るるに足りない。
すでにミニキッチンの部屋に住んでしまっている人は潔く自炊をあきらめて次回に挑んでほしい。
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幸せは意外と安い
いつぞやのブログにも書いたが、私は自分が幸せだと感じられる生活が一体いくらで実現可能なのか計算したことがある。
そしてそれを計算するためには「自分にとって何が幸せなのか」がはっきりと形になって見えていないといけない。
当時は会社に行くのが嫌で嫌で仕方がなかったので、とにかく仕事に行かなくても生活ができるならそれだけで幸せだと思っていた。
海外旅行に行くわけでもないし、高価なブランド服を買えるわけでもないが、休日は趣味のインターネットやオンラインゲーム、本などがあれば意外と満たされていたのである。
つまり、日々の家賃や水道光熱費、食費などにプラスして、ネットの固定回線と少々のお菓子代があればよかった。安いものである。
しかし、数年後にはもっとコスパの良い幸せを発見することになる。
とある初夏の休日、その日はとても気持ちのいい朝だった。
当時はワンルームの間取りで、ベッドのすぐ側に窓があり、暑い夜なんかは二階であるのをいいことに開け放したまま網戸だけで眠っていた。
朝になると、気持ちのいい風が窓から入ってきてレースのカーテンをふんわりと揺らした。そのなびく陰が、射し込んだ日の光と交互に私の瞼の上で踊った。
当然、目覚まし時計はセットしていなかったが、スッキリと目覚めることができ、完璧で最高な朝だった。
「ああ、幸福だなあ」
つぶやくともなく、つぶやいていた。
昼下がりになるとますます日は高くなって、洗濯物を干すためベランダに出ると、少し汗ばむくらいの陽気だった。太陽の当たった場所に熱を感じながら、物干しハンガーに洗いあがった靴下を一個づつぱちんぱちんと挟んでいく。
太陽を見上げてまたつぶやいた。
「幸せだなあ」
本当は、風に揺れるレースカーテンを見た時からビビッと来ていたのだ。
自分の求めていた「幸せな生活」に必要な物を見つけた!と感じた。
気持ちのいい朝、風と日の光で目覚めること。
そして、お日様の下で靴下を干すこと。
思わず「ああ、しあわせだなあ」とつぶやいてしまうこと。
もう10年もたつけど、あの時の幸福な気持ちはいまだに覚えていて、そんな一日をまた迎えたいと思っている。
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【節約】やめられないお菓子出費の減らし方
私、ヤモリはお酒はほとんど飲みませんが、お菓子だけは止められません。
お菓子って、ちょっとしか入っていないし、おなか一杯になるのも遅いからあっという間になくなっちゃうんですよね💦気づいたら、エンゲル係数のうち、20%くらいがお菓子代になっていることも…。
健康とお菓子代の節約のために、取り組んだ節約方法をご紹介します。
手作りする
御飯を自炊してる人は、お菓子も自炊しましょう。
クッキーやケーキが定番ですが、レシピ通りに作ると砂糖やバターの消費量がなかなかヘビーなので、砂糖不使用か減量したレシピで作るといいでしょう。
パンや芋を使ったおやつならお腹にもたまります。
単価を低くする
手作りする余裕がないなら、単価の低いお菓子に買えましょう。
一個600円のケーキを買っていた人は、300円の小さいケーキに。
一個150円のお菓子を買っていた人は、10~50円くらいの駄菓子にしましょう。
最初から全部だと辛くなるので、まずは週1から始めてみて慣れたらどんどん単価の低いほうに乗り換えていきます。数か月に一度くらいなら単価の高いものを食べてもいいでしょう。
一晩だけ我慢する
人間の欲は長くは続きません。欲しい!食べたい!と思っても、寝て一晩経つと欲しくなくなっていることが多々あります。食べたくなってもその日は我慢して、翌日になっても我慢できなかったら買いに行くというルールを設けてみましょう。
コツは「絶対に食べてはいけない!」と意気込むのではなく、「一晩だけ我慢して、それでも食べたかったら食べていいことにしよう」と気持ちに余裕を持つことです。
こまめに買う
週末の金曜日、土日の分のおやつまでまとめ買いしていませんか?一晩経ってみれば欲求は消えますが、あればある分だけ食べてしまうのが人間です。すぐ手の届く家の中にお菓子がある状態はハードルが非常に低くなっていてよろしくないです。
面倒でも、その日その時の食べたい分だけ買うようにしてください。私は食べたいお菓子が複数ある場合一個だけを買って家に帰り、それを食べ終わってからまたお店に買いに行くようにしました。たいていの場合は、2回目の買い出しに行かずに済んでいます。これも「食べてもいいけど、買うのは一個づつ」と禁止ではなく許可の条件として意識してみてください。
お菓子の満足感は量より回数
以前、ペット番組でこんな実験をやっていました。
いつも、おやつにジャーキーを3つほど食べている犬に、健康のためジャーキーの量を減らして与えることにしました。
1日目、いつものジャーキーを1個だけあげると、犬は残りのジャーキーももらおうといつまでも飼い主の周りをうろうろしていました。
2日目、今度はジャーキーを10分の1の大きさにちぎって与えました。30分おきに犬にちぎった小さなジャーキーを与えると、6回目には目の前のジャーキーを見ても食べようとはしなくなり、それよりも遊んでくれとジャーキーそっちのけで飼い主にじゃれついたのです。
これは人間にも同じことが言えると思います。
健康や節約のためにお菓子代を減らしたいなら、単価や量を減らし、代わりに回数を上げることで満足感を得ることができます。
それは本当に欲しいのか? 物欲と購買欲求をわけて考える
最後に、あなたの「食べたい!欲しい!」が本物なのかを考えてみましょう。
私は仕事中のコンビニ通いが止められませんでした。退勤後や休日には行きたくならないのに、仕事中にふとコーヒーが飲みたくなったり、甘いものが欲しいなと思って1日に何回も100~200円くらいの小さな買い物をしていました。
しかし、そのうちコンビニに行っても欲しいものがないことに気づきました。コンビニに行くのは息抜きをしたいからで、商品が欲しいわけではなかったんですね。多分、商品を選んで購入するという行為そのものが息抜きになっていたんだと思います。
それまで一杯200円くらいのコーヒーを飲んでいましたが、13円のかば焼きさん太郎を買うようにしたらコンビニで使う金額がぐっと減りました。
月に20日勤務するとして3740円、年に44880円の節約になりました。
自分に合った節約ライフを見つける
人によっては、何度もお店に立ち寄るほうが欲しくなってしまうし、一度にたくさん買ったほうが割引がきくからそちらのほうがいいという人もいるでしょう。そういう人は月に一回の高級おやつを楽しみに毎日の禁欲に励むという方法が合っているかもしれません。
目的は長期で見た時の総額が抑えられていることなので、その帳尻があうように単価と回数を調整してみて下さい。
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白いカラーボックスが捨てられなくて恋人と別れた話。
断捨離と聞いて思い出すのは白いカラーボックスのことだ。
当時、同棲予定だった彼氏と、新居に持っていく家具のことで話し合った。
私は手持ちの白いカラーボックスを新居に持っていくといったが、彼は「安っぽい」という理由で反対し、捨てるように指示した。
実際に高いものではない。たかだか、2~3000円程度の量産品の安物家具である。
だが、私は捨てられなかった。
自分がカラーボックスを手に入れるまでの頑張りや思いまで無造作に捨てられるような心地がしたのだ。
私は何度交渉しても持っていくことを許してくれない彼に、激しい怒りを覚えた。悲しさのあまりさめざめと泣いた。もし退去届を出した後でなかったら、その場で同棲を止めていただろう。
私にとってこれがどれだけ意味のあるものかも知らないくせに。
彼の冷ややかでぞんざいな態度は、カラーボックスではなく私への扱いのように感じられた。
話は子供時代にさかのぼる。
私が子供の頃、両親はお金のことで喧嘩したり、泣いたり、キレたりしていることが度々あった。
「うちは貧乏だから」というのも耳にタコができるほど聞いた。
回転ずしで好きな皿に手を伸ばした瞬間言われるので、おなか一杯になる前に箸をおいていた。
両親はお見合い結婚した当初から憎みあっていたようだ。それでも子供を3人も(!)作ったのは、それが世間体を保つための”お勤め”だったからだろうか。
父は社会で生きていけるほど強い人ではなく、母はそんな父との結婚は初めからしたくなかったのに子供を作ってしまったせいで……と日記に書いていた。
母は私によく「気に入らないなら今すぐ出ていけ」と言った。
自分で仕事して、自分の稼いだお金で好きに暮らせばいい。文句を言うならこの家から出ていけばいい。
理屈はわかるのだが、まだ小学生だった頃の私にとって、それは死の宣告と同義だった。北国の寒い冬を、表のどこでしのいだらいいのか見当もつかなかったし、食料なしで何日生きていけるのか想像さえできなかった。当然、世間に児童相談所や子供の保護施設があることもわかりはせず、見捨てられたらあとは野垂れ死ぬ結末しか思い描けなかった。回避するためには口答えしてしまったことを詫びて、へつらって、どうにか家においてくださいと懇願するしかなかった。
だから、私は家を出るまで何も持っていなかった。
自分の部屋も、家具も、服も、すべては親の所有物で私はそれを貸し与えられているに過ぎないのだと自覚していた。
お前には貸さない、と言われたら返すしかない。
お前に選択は許さない、と言われたら我慢して従うしかない。
肉体や命は私のものではなかったので、一週間何も食べられず吐き続けても病院に行くことは許されなかった。「食べないから治らないんだ」と胃に無理やり食べ物を詰め込むまで責め続けられ、そのたびに痛みは悪化した。(多分、胃腸炎だった)
進路や将来も私のものでなかった。母は、「女は下手に学歴がついて嫁の貰い手が無くなっても困るから」高校卒業したら母指定の職業になるように私に告げた。母のパート仲間が今はもうそんな時代じゃないよと説得したことで進学を許された後も、受験費用を出すことを渋り、当然のように進学先も親が決めた。在学中の生活費や授業料を奨学金で賄って返済するのは私なのだから、そのくらい自由に決めさせてもらってもよさそうなものだが、父が言うには「親が奨学金の連帯保証人になってやったから借りられたんだ。だから、親のおかげ」らしい。そして、奨学金のことは伏せたままであたかも自分の稼ぎで子供を3人も進学させた父親であるかのように近所に自慢していた。(実際には働かないことや、家にお金を入れず自分のギャンブルに使うことが多々あった)
私は自分がいかに何の権利も持っていないかを知らしめられ、何もできない木偶人形のように学生時代を過ごした。
転機がやってきたのは大学進学後である。
他県であったため、親元を離れた私は少しづつ洗脳が解けていった。
自分のことを決める時、誰かにお伺いを立てなくていい。
自分の人生の選択をする時、自分の感情より親の機嫌を優先しなくていい。
そんな事実に少しづつ触れていった。
紆余曲折を経て、よちよち歩きながらも自分の意思というものを持ち始めた私にとって、就職して初めての給料は長年の親の呪縛を解く魔法のアイテムだった。
それまで実家から持ってきた家具や、”親のおかげ”の奨学金で購入した物しかもっていなかった私にとって、ようやく自分の力で稼いだお金で自分の物を買える機会を得たのだ。例の白いカラーボックスは、この時私が初めて購入した家具である。
私にとってあのカラーボックスはただの物なんかじゃなかった。
自らの自由を象徴し、証明するトロフィーにも等しかったのだろう。
他人にはただの安物かもしれないが、自分にとっては大事な思い出なんだと訴えても、理解を得ることは難しかった。
彼にとってみれば、思い出はこれから二人でつくるんだから何の問題があるのか?ということだったのだろう。私だけがくだらないささいなことにこだわっているように感じたようだった。
彼とはこの時のことがきっかけで不信感が芽生え始めて後々お別れすることになったが、今は友人の一人としてよい付き合いをさせてもらっている。
現在であるが、私はそのカラーボックスを所持していない。
見事断捨離に成功したのは、定番だがこんまり著『人生がときめく片付けの魔法』を読んでからだ。
詳しい内容は忘れてしまったが、捨てられないのは「物」ではなく「気持ち」なのだということが示唆されていて、ようやく私はカラーボックスに異常に執着してしまう理由に気づくことができた。そして、物は「捨てる」のではなく、「送り出す」のだということも。
捨てる時にありがとうと言う気持ちを込める。たったこれだけのことだが、ようやく私もカラーボックスに込められた自らの気持ちを弔うことができたように感じられたのだった。
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不眠で朝まで眠れない私が試した対策15個とその勝敗要因
不眠にもいろいろある。
一言で眠れないと言っても、実はいろいろ種類がある。
・寝付きにくい入眠困難
・夜中に何度も目が覚めてしまう途中覚醒
・予定の時間より早く目覚めてしまう早朝覚醒
私の場合は入眠困難だった。
夜の12時に布団に入っても朝、雀の声が聞こえてくるまで寝付けないことも珍しくなかった。
もちろん翌日の昼間は眠い。猛烈に眠い。
しかし、変な時間に寝てしまってはますます眠れなくなると我慢して夜まで待つのだが、布団に入って「さあ、寝るぞ!」と構えた瞬間眠れなくなるから不思議である。
不眠対策
ゆえに、対策を調べては実践するのだが、様々な理由からうまくいくものといかないものがあった。人それぞれだとは思うが、節約や手軽さの観点で対策方法とその勝敗要因をまとめた。
うまくいかなかった対策12個
①寝る前のカフェインを控える
コーヒーをやめて白湯やほうじ茶にする。基本中の基本。
結果:寝る前の飲み物をカフェインなしに変えることはできたが、効果はあまりなかった。
②アロマオイル
リラックス効果を狙った対策。安眠にはラベンダーが効くらしい。
→残念なことにラベンダーの香りが苦手。気に入った香りはシトラス系。効果は気分を上げてすっきり目覚める。
③ホットミルクを飲む
牛乳に含まれる「トリプトファン」と「メラトニン」の効果で眠れるという。
→牛乳の成分含有量は搾乳が夜か昼かでかなり違うため、昼も夜も混ざった市販の牛乳では期待薄。
④玉ねぎのスライスを枕元に置く
玉ねぎの成分である硫化アリルが安眠効果があると聞いて。
→部屋が玉ねぎ臭くなった。
⑤入浴時間の調整
寝る90分前、40℃のお湯に15分つかることで、丁度体内の温度が下がってきて寝付きやすい時間帯を作れる。
→効果抜群! しかし、毎日お風呂を準備するのがめんどくさかった。(湯舟洗わなきゃいけないし、できればシャワーで済ませたい)
なんとか頑張って入浴しても、いい具合に眠くなってきたころに唐突に用事を思い出して覚醒することがある。チャンスは一回きり。
⑥適度な運動
身体を疲れさせて寝る。
→運動は苦手じゃなかいけど、運動し始めるのは苦手だった。あと、疲れてても眠れないタイプの人には効果が薄い。
⑦早めに明かりを消す。
身体を夜モードに移行させるために、夜21~22時くらいには電気を消す。メラトニンは人間の体内でも生成されるが、光を浴びると抑制される仕組みになっている。
→暗い中で生活しなきゃいけないためQOL(生活の質)が下がった。効果もあるんだかないんだかわからん。
⑧スマホをいじらない(ブルーライト対策)
スマホだけでなく、PCやタブレットなどの電化製品から出る光にもメラトニンを抑制する効果がある。
→趣味がネットの人にこれはきつい!ブルーライトカットモードもあるけど、楽しめない。
⑨睡眠薬・サプリメント
市販で変えるド〇エル、海外輸入のメラトニン、医師に処方してもらった睡眠導入剤など。
→自分の体に合う薬と出会うまでが大変。
大抵は効果が全くないか、眠気は起こせるけど謎の不快感で寝付けない。朝、薬が抜けなくて起きられない。薬慣れすると量が増えてくる。定期的に通院しなきゃいけないのもつらい。
睡眠導入剤にも種類があって、短期、中期、長期型とある。短期型は薬残りも少なく相性が良かったが、レイプドラッグに利用され始めたことで病院では処方してもらえなくなった。方法としては信頼性があるが、お金も時間も一番かかる。
⑩ツボ
おへその下とか、頭のてっぺんとか、かかとの裏とか。
→ツボというものが理解できない。押せてるのか押せてないのかもよくわからないし、押せてたとしても効果が感じられない。
⑪自立訓練法
メンタルヘルスの世界では割とメジャーらしいのだが、寝ながらでもできる自律神経を落ち着かせるためのイメージトレーニング法のようなもの。医者とかカウンセラーに勧められた。
→やり終わっても眠れませんでした。
⑫あえて寝ようとするのをやめる
寝ようと思うから眠れないんだ!いっそ布団から出て好きなことしよう。気づいたら眠くなるよ。
→気づいたら朝になりました。
ざっと出ただけでも12個。いろいろ試してますね。
効果が感じられないか、あっても他に支障が出たりで一長一短です。
次はうまくいった対策。数字は連番。
うまくいった対策3個
⑬カフェイン断ち
寝る前のカフェインについてはすでに触れましたが、体質によってはカフェインが残りやすい人がいます。寝る前でダメならいっそ、カフェインを一切断って抜いてみましょう。数週間~数か月ほどで、効果が現れます。
ダメなもの:緑茶、コーヒー、紅茶、エナジードリンク、コーラ
OKなもの:白湯、麦茶、ルイボスティー、ジャスミンティー、黒豆・コーン茶などの野菜茶、デカフェしたお茶、ココア、ホットミルク。
一度カフェインを身体から抜いてみると、どれだけ影響受けていたかよくわかります。
⑭難しい内容のオーディオブックを聞く
授業中や退屈な時に眠気を催したことありますよね?その応用です。
あえて、理解するには難しそうな、でも勉強にはなりそうなちょっと専門的で小難しい本を用意しましょう。(哲学書やビジネス書やお仕事関係の専門書がおすすめ)
スマホやタブレットによっては、電子書籍を読み上げてくれる機能がついていたりしますが、漢字には弱いので読み間違いが多いです。
目をつぶって耳だけで集中するのがポイントです。
オーディブルなどのオーディオブックを購入するか、ラジオ形式で耳だけで聞ける勉強系youtube動画を利用しましょう。
間違っても面白いと話題の小説なんか選んじゃいけません。
⑮焚火や雨の音を聞く
これもyoutube動画の利用です。
不眠とか安眠とか検索するだけで数々の入眠用リラックス音声の動画が出てきます。
オススメは焚火の映像付き動画。暗闇の中の炎の揺らめきを眺めている分には、光量も抑えられます。目をつぶっていてもいろんな考えが浮かんできてしまうときは、不規則な炎の動きを眺めて、強制的に注意を奪ってもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
総括してみると、私の入眠困難は寝る前に不安や緊張からくる興奮を抑えられなかったことが原因だったように思います。
そのため、強制的に意識を奪ってぼーっとさせてくれる方法は効果が高いと感じられました。
いくつかの相性のよい方法を組み合わせて、安眠ライフを送ってください。
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おひとり様にのみ許された『簡単』レシピ
簡単レシピとは、作り方が簡単なレシピである?
いやいや、素材の使い切り難易度だって、『簡単』じゃなきゃ!
【テーマ】大根1本使い切り!おひとり様大根パーティー
■大根サラダ
大根1/4本を拍子切りして塩を振り、出てきた水を絞って捨てる。
大根にマヨネーズとめんつゆで味付け。お好みでツナ缶・カニかま・すりごまなどを入れる。海苔をかけてもよし。サラダにする部分はとがってるほう(先っぽ)がいいよ。
■大根の浅漬け
大根1/4本を好きな形に薄切り。
ポリ袋かタッパに入れてお酢、塩、鷹の爪で漬ける。
あればニンジンと昆布の細切りも入れる。冷蔵庫で保管すると長く持つ。
■豚バラ大根
大根1/4本は薄くいちょう切りか3センチ幅くらいの半月切りにする。
フライパンにごま油を引いて、ショウガと豚バラ肉を炒める。
さらに大根を入れて炒めたら水を加えて柔らかくなるまで煮込む。大根をでかく切ったら長めに煮る。
しょうゆ、みりん、砂糖などで味つけして煮詰める。
■大根の味噌汁
大根1/4本を拍子切りにする。
鍋に水と大根を入れ、柔らかくなるまで煮る。
沸騰したら灰汁を取り、顆粒だし、味噌を加える。
ポイントは調味料が醤油・味噌・塩(酢)・マヨネーズとすべて異なっているので、同じ大根メインの料理でありながら割と味のバリエーションが出せること。
家族がいたらブーイング間違いなしの大根尽くしだけど、おひとり様なら関係ない。
そう、あなたが大根好きならね✨
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個人年金保険は解約すべきか?
4年ほど前に加入した個人年金保険を解約しようかと思っています。
もともと、保証は目的ではなく節税分込みで定期預金よりはマシ、という程度の期待で、投資信託よりも利率がよくないこともわかっていた。
じゃあ、なんで契約したのか?
→狼狽(ろうばい)売りの前科があったからです…!
まだ20代の頃、FX×リーマンショックで100万以上損した経験がある。
トレードではなく、スワップポイント(金利)狙いで長期を目論んでいたにも関わらず、リーマンショックであっさりと紙飛行機のように連日どこまでも下がり続けるチャートを見て3日目には全額引き出しました。
もうね、生きた心地がしない。
ずっと心臓バクバク。ホント無理。
このままどこまでも下がり続ける気しかしないw
そして、最後のほうは上がるか下がるかとかどうでもいい。この状態から抜け出して精神的安定を得たい、というそれだけでしたw
結果、100万円以上の損失を出して、「もう二度と投資はやらない!堅実に行く!」と決意を固めたのです。
クレジットカード払いさえ避けて現金主義を続け、給与は普通預金にひたすら突っ込むという徹底ぶりでした。トラウマになってますね。
が、貯金が溜まってきてまとまった額になると、やはり金利が気になってくるものです。
普通預金でもみずほ の0.002%と楽天の0.1%じゃ、100万円預けたとして20円と、1000円の差が出る。1000万預けてたら200円と1万円。コンビニおにぎり2個か、豪華ディナー。この差はでかい。
金利の力を実感するようになった。
で、そんなときファイナンシャルプランナーが進める個人年金型生命保険を知った。
30年ほど積み立てると110%くらいになって戻ってくる。しかも上限枠使い切れば年8000円程度の税額控除もある。年末調整のときに会社に書類提出するだけで8000円のバイト代なら安い!何より元本保証。投資じゃないから、過去に味わった暴落のやばさとは無縁でいられる…!
そんな腹積もりで契約した。
投資が一切選択肢になかった当時は確かにそれは最良の選択だったが、時は流れさらに心境が変わってくる。
まず、勤務先の会社が企業型確定拠出年金(DC)をやっていたことがきっかけ。給料の一部が毎月拠出されるので最初は定期預金に突っ込んでいたのだが、個人年金もあるし確定拠出年金くらいは最初からないものと思って冒険してみるか~と、オープン型投資に切り替えた。
1年目は見事にマイナスw
でも、気にしなかった。最初から「ないつもり」なので、4~5万のマイナスを出しても、0円になるまではまだまだぜ~んぜん余裕あるし~って思ってた。年一回くらいのレポートが来るとき以外は放置で忘れていた。
それがですよ、徐々に復活してきて、4~5年目には含み益が10万円以上になった。直近一年の利率は22%を超えていた。
うーむ。宝くじより当たる確率が高いのでは?
そして、コロナの暴落を機にインデックス投資も初めてみた。月額500円からw
お菓子を500円分買って食べたつもりのお金だったので、これも減ろうが増えようが気にならなかった。まあ、500円なんてガチャすればあっという間ですよ。
これも、素晴らしい回復と利率を見せつけてくれた。
もちろん、この先また下がるかもしれないんだけど、意外と自分が含み損が出てても平気でいられることを知った。
まあ、狼狽売りした時はほぼ全財産突っ込むとか馬鹿なことしてたしね…
現金比率が十分高ければ冷静でいられるので投資もありだな~と思ったわけです。
流動資金を持ってたほうが、暴落の時買いませるという心の余裕も持てるしね。
今、個人年金保険を解約すると元本割れはしちゃうけど…それもインデックス投資で60歳まで運用すれば多分取り戻すことは難しくない。
60歳になったとき、また暴落を迎える可能性はあるけど、その前に年金と合わせて10年くらい生活費には困らないくらいの金額を現金化しておけば慌てることもない。
というわけで、解約します。
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休日は週に4日あると丁度いい
今週、土日と火曜日の祝日の間に有給を取って4連休にした。一週間に休日が4日というのは私にとって丁度いいペースだ。
一日目は、何もせず休む日。
二日目は、娯楽を消費したりインプットをする日。
三日目は、人と会ってコミュニケーションを楽しむ日。
四日目は、創作や新しいことをする日。
このくらいゆったりしてると、休日が終わる頃には休むのにも飽きてそろそろ仕事でもしたいなって思えてくる。
働いていても「ほんの少し働き足りない」位の気持ちで終われるから休み明けの仕事が待ち遠しくなる。
昔半年くらいだけ週休3〜4日で働いてた期間があって、その時が一番毎日が充実して過ごせてたいた。
週休4日は、私にとって丁度いいサイクルだ。
もちろん稼ぎはフルタイムより減る。正規社員でもないから、ボーナスだって出ない。
生活費としては足がやや出て貯蓄を切り崩しながらの生活だったが、節約が板についた今ならそれも問題ない。
確かに贅沢はできないが、それと引き換えにしてもおつりがくるほど効果は絶大だった。
毎日がびっくりするぐらい輝いて見えるのだ。
時間を気にしなくていいので、自炊するのも新しい手の込んだレシピに挑戦する余裕がある。「明日仕事だからさっさと食べないと寝る時間がない」なんて考えなくていい。逆に早起きなんかも始めちゃったりして、カフェでコスパのいいモーニングメニューを開拓するのが当時の楽しみだった。
毎日が我慢や時間に追われることから切り離されているので、「常に好きなことをしている」状態に思えた。
通勤時間さえ愛おしく思えるほどの変化を誰が予想できただろうか?
しかし、それまでの私は週5日40時間働くことは、社会人の義務なのだと思っていた。
そして、それについていけない奴は普通以下の落ちこぼれなのだと、くたくたで金曜日を迎える度に自分を卑下した。
本当にそうだろうか?
そもそも週5日40時間が人間の労働時間として適正だなどとなぜ言えるのだろう?
週5日労働に従事する大多数が、「自分の仕事量はちょうどいい!」という感想であふれかえっているならわかるが、実際は多くの人が満足していない。もっと休みたい。いかなくていいなら会社行きたくないという声がそこかしこから聞こえてくる。
だけど、それを表立って労働時間が不適切だという人はいない。
週5日働くことを非人道的だなどという人はいない。
それが当たり前だからだ。「週5日働くのが普通」そう信じている。
考えても見てほしい。産業革命の頃だったら毎日10時間~16時間労働で6日働くのが普通だった。19世紀のヨーロッパで使用人となった人たちは週に一度の半休と月に一度の休日が普通だった。江戸時代の丁稚は年二回の休日のみで給料もなかった。
今、こんな条件を求人で出したら「こんなの異常だ!」と気づくだろうが、当時の人たちはそうは思わなった。もっと自由が欲しいと思っていただろうし、体力もきつかったはずだが、やはりそれが当たり前だと思っていたのだろう。そして、それについていけない人は、頑張れない落ちこぼれとみなされたのかもしれない。いずれにせよ、それほど働かなければいきていけないから、働いたのだ。
今、私は週休4日をベストだと思っている。
それで楽しく過ごせることを身をもって知っている。
セミリタイアするのは、「世間の普通」ではなく「自分のちょうどいい」を実現したいからだ。
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なぜ私はFIREを目指したか?
まずは、自己紹介を兼ねて、私がFIREを目指した理由を書いていこう。
……の前に、FIRE(ファイヤー)ってなんぞや?という人のために解説を💦
FIREとは「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の頭文字で、意訳すると
「65歳まで週40時間も働く生活とはおさらばしたいんじゃ~~!!
会社辞めたいよう。やりたくない仕事も満員電車も嫌いだよう。
でも、会社辞めて生活していくなんて、宝くじでもあたらないと無理?
ノンノン、倹約して生活費を低く抑えればいけるんじゃね?
あっ、お金貯めよう!……貯まったのでこれからは自由に好きなことだけして暮らします!!」
というムーブメントのことを指します。(ホントか?笑)
FIREといっても、いろいろやり方があるので一言で「これ」と言い表せないのですが、ま、私的にはそんな感じです。
仕事辞めるといっても、完全リタイアではなく、セミリタイア。
贅沢三昧して遊んで暮らせるわけじゃないけど、お金のために、生活のためにしたくないことをやらなくてもいい。生き方、稼ぎ方を選んでいい。そんな状態にようやく到達できるようになりました。
実は、私がFIREを目指したのは、FIREという言葉を知るもっと前です。
高価なものを購入することに喜びを感じられなかった私は、それよりも自由が欲しいと常々考えていました。
朝、好きなだけ寝ていられる自由。平日の昼間に、コンクリートの壁に囲まれた会社の中じゃなくて、気持ちのいいおひさまの下を歩ける自由。今日も、明日も、明後日も、自分の好きなことを好きなだけしてていい自由です。
というのも、会社員時代はいろいろ追い詰められてまして。
まあ~、会社行くのが辛かった。もう別の意味で人生をリタイアしようと思うくらい💦
2回?3回?
これも後から思い出していこうと思います。
とにかく、私はある日、すべてを投げ出すのとは別のリタイアの仕方を思いつきました。
こたつの上でノートパソコンを開いて、エクセルに自分が十分だと思う生活とそれに必要な金額を書き出して、合計金額に死ぬまでの年数を掛け算しました。
すると、思っていた以上に、その金額は少なかったのです。
今の生活を65歳まで続けなくても、フルタイムで働き続けなくても、私の幸せはどうも手に入るらしい。
決して給料が高いとは言えなかった20代のころ、この先40年以上もこの毎日を繰り返すのかと絶望していたあの頃、もしかしたら世間一般の言う当たり前に習わなくてもいいのかもしれないという兆しは、私のズタボロのハートに小さな明かりをともしてくれました。
(そっからまた、何度もくじけそうになるんだけどもw)
そして、その頃の私には悩みがありました。
自分の感情がわからないことです。
何が好きなのか、何がやりたいのか、どこへ行って、何が食べたいのか?
正解の生き方がわからなくてさまよっている間に、以前は当たり前だったはずのそんな感情さえ思い出せなくなって、私は生きる意味をなくしました。
願わくば、もう一度思い出したい。自分の感情を。
そう思って、普通じゃない生き方をこっそりとひっそりと目指し始めたのが、私のFIREの始まりでした。
10年以上経って、こんなにたくさん同志がいる環境になるとは全く思っていませんでしたが!w
当時の私はいくらか後ろめたい気持ちとともにセミリタイアを意識したけど、今や立派に市民権を得ているんですから……いやー、まったくいい時代になったものです。
私の感情を思い出す活動は十数年の間にいくらか功を奏して、思出せたことも増えました。以前ほど、人生を辛いものだとも思っていません。
行動が変わったのか、考え方が変わったのか、多分その両方です。
器用で上手な生き方ではないですが、それでもいいと許すことができます。
このブログは、私が退職届を会社に提出したことを機に、自分が忘れてしまったことや気づきたかったことを、思い出すための記録になってくれることと思います。
まずは、できるだけ毎日更新を頑張ります!
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